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■手相占い


■手から現れる心 

古代ギリシアの哲学者、アリストテ レスは「手は人間の色々の器官の中 で最も重要な器官であり、身体全体の消極的作用のうち積極的作用をなすものである」と残しています。このように、「手」は私たちの見えない「心」が形として現われたものであるといえるでしょう。しかも日常、「閃き」とか「胸騒ぎ」などの経験から、現在のことを感知したり未来のことを察知したりします。こうしたことから、手は機能的なものだけではなく、その人の生活とその人の心と共に感じ、動き、変化をしてゆくものなのです。「手」は常に生活と密着し、人間の心を伝え、行動し、感応し、その表情は千変万化。つまり「手」を知ることは、その人自身を知ることでもあり、さらにその人の運命をも知ることに繋がるのです。

■手相の歴史

1940年9月、フランス西南地方のドルドニュ県モンティニャック村の近くで発見されたラスコー洞窟には、2万年前のものと推定される人間の手型が壁に無数に刻まれています。このラスコー洞窟に見られた字型は、他の先史時代の洞窟でも発見されていて、人間の手型を壁に残すことによって、宗教的な儀式を行なっていたのであろうという学者の見解があります。しかし、2万年前の人類は、もうすでに「手」について深い関心を持っていたのではなかと思われるのです。一つの運命判断の技術として、最初の普及とともに中国や朝鮮に伝えられ、やがて日本にも伝播された手相。仏像には手相が刻まれていますし、仏像の種類によって手相の型も違っているところから判断すると、手相術がかなり普及していたと考えられます。

■簡単な手相判断 
自分の見慣れたつもりの手の平でも、改めて注意してみると左右でずいぶん違った形のシワの入っている人や、非常によく似た形のシワの人など、それぞれの個性が現れていて面白いものです。両手を自然に組んだ時、交差した腕のどちらの親指が下になっているか注意して見て下さい。この下になった方の手が、あなたにとって重要な手となります。あなたの現在、未来を物語っている手なのです。一方、親指が上になった方の手は、あなたの隠れた才能や潜在的な性格、過去などを現しています。一般的に左手の親指が下になる人が多く、自分を周囲にうまく合わせていくことの上手い順応力に優れ、現実的で常識的なものの考え方をしていくタイプとなります。これに対して右手の親指が下になる人は、自分の夢などを大切に考えたり、何かを求めようとする気持ちが強く、想像力やアイディアに優れ、個性を発揮しようとするタイプとです。左右の手相が大変似ている人は手相にもいますが、性格的に円満なことが多く、手相の違いが目立つ時には、思いがけない才能や性格が隠されていて、それだけ複雑な特徴を示しているのです。

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